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万博TIMES Vol.23(9月10日(水曜日)配信)

2025年4月9日

ページ番号:660707

大屋根リングを一周していただきたい

 閉幕まで約1か月。多くの人がもう一度会場に行きたいと、来場日時予約を取ろうと必死になられている。私も取りたいと思ってパソコンに向かうが、既にサイトに入るのに何人も並んでいらっしゃる。相当な覚悟が必要だと苦笑い。

 会場に行かれた方からはパビリオンに入ることができず残念だったという声を聞く。確かにパビリオンに入ることは万博の素敵な過ごし方ではあるが、これがすべてでない。今回の万博で多くの人の心を動かしたのは大屋根リングだったのは間違いない。大屋根リングはとてつもなく素敵な建造物だし、上段まで上がれるのだから、是非とも一周していただきたい(私の足でも30分あれば一周できる)。多様でありながら一つのメッセージは絶対に感じられるはず。

 私が一番好きな大屋根リングからの眺めは海に張り出した部分から眺める風景と、ドイツ館を見渡せる風景。

 海に張り出したリングの上から見ると、さまざまな色のパビリオンを見ることができ、相当きれい。また、さまざまな国のパビリオンの外観を楽しむことはその国を知ることにもつながる。今回の万博は四方を海に囲まれた万博ということがうたい文句の一つなので、海を入れた記念撮影はお勧めなのかなと個人的には思う。

 ドイツ館は循環型・持続可能な建築物で多くの皆さんも認めるパビリオン。パビリオン全体を3つの意味(環、調和、感嘆)から構成している。リングの上から見ると確実にそのメッセージが伝わってくる。パビリオンには、キノコの菌糸由来素材でつくられた資材を使っているらしい。会期が終わりに近づいた今、リングの上から眺めると、自然と一体となった感じになってきて相当心に響く。

 まだ入場券を持っているのに使っていない皆さんや通期パスがまだまだ利用できる皆さんはパビリオンに行くことは難しいと諦めてしまうのではなく、ぜひ来場日時予約を取ることができる時間に予約をし、大屋根リングをゆっくりと一周していただきたい。閉幕したらもう見ることはできませんよ!!

下から眺める大屋根リング

下から眺めるのも相当いい

海に 張り出した部分から眺める風景

海を入れて撮影をすることもおすすめ

自然と一体となったドイツ館

自然と一体となったドイツ館が好き

ギネス世界記録に認定された!

 9月5日(金曜日)、私はギネスワールドレコーズ社のギネス世界記録に認定された。タイトルは、「Most days visiting Expos」(日本語訳:万博を訪れた最多日数)。この20年の万博会場への訪問は楽しいことがほとんどだったが、体調を崩したり、骨折をしたり、ビザの日数の関係で日帰り帰国をしたりと正直言うと大変なこともたくさんあった。でも、皆さんの「明日も来てね」「次の万博も来てね」のことばに後押しされてここまでくることができた。 

 母からわが家系は長生きできないと言われたこともあり、病気がちの私はそれほど長くは生きられないと思ってきた。しかし私の体と心を大きく変えてくれたのは2005年の愛・地球博との出会い。万博が私に前を向いて生活する希望を与えてくれた。 

 今回の大阪・関西万博において、はじめのころはパビリオンをどんどんめぐり、スタッフの方や来場者の方と交流を続ける楽しい日々が続いた。しかし、異常な暑さと来場日時予約を毎日とらないといけないというハードルが相当高く、今は苦戦している(我が家は3人で動いているので労力は3倍かかる)。9月の来場日時予約はすでに満員に近い状況で、息子は午前2時に起きて予約を取ったり、予約の変更を繰り返したりして朝一番で入場できる努力をし続けてくれている(それだけ人気が出ているということはいいことだが)。 

 私は皆さんの応援もあり、また当初から皆勤を目指して日々努力してきたので閉幕日まで頑張って入場するつもり。続けることは簡単なようで難しい。どんな困難があっても前を向き、努力し続けることで、多くの皆さんに何かしらのメッセージをお伝えすることが私の使命だと考えている。

 ギネス世界記録に認定され、正直閉幕したかのような気持ちのゆるみがあるが、これから気を引き締めて頑張っていきたい。入場ゲート前の酷暑、そして40分の待機時間と闘わなければならない(笑)。 

 閉幕まで細く長く頑張るつもり。最後まで見届けていただければと思う。

万博おばあちゃん、山田外美代

万博おばあちゃんギネス世界記録認定写真

ギネスワールドレコーズジャパンの石川代表(左)、スイス連邦陳列区のマニュエル政府代表と

オーストラリアパビリオンのナンシー政府代表、カナダパビリオンのローリー政府代表と万博おばあちゃん

オーストラリアパビリオンのナンシー政府代表(左端)、カナダパビリオンのローリー政府代表と(右端)

ディミトリ・ケルケンツェスBIE事務局長と万博おばあちゃん

ディミトリ・ケルケンツェスBIE事務局長と

此花区役所の皆さんの温かい後押し

 9月8日(月曜日)、マレーシアナショナルデーが終わった瞬間に、万博会場をすぐに出るぞと決め、此花区役所の中島区長さんの予定をお聞きし、了承を得ることができたので区役所に向かった。

 中島区長さんはじめ此花区の職員の皆さんはいつも私を支えてくださっている。大阪・関西万博での大使はいくつもいただいているが、最初にお声がけいただいたのは中島区長さんだった。何としてもお礼と報告のために訪問したかった。

 公務多忙の中、中島区長さんはじめ、3月14日の万博広報大使就任の打ち合わせの際に顔合わせさせていただいた皆さん全員が、突然の訪問にもかかわらず笑顔で迎えてくださった。ギネス世界記録の認定も外には出してはいけない事案だったのでずっと内緒にしてきたが、9月5日の認定式のことは報道等でもご存じのようで、自分のことのように喜んでくださった。本当に感謝しかない。

 今回万博に関わるあれこれを発信できる機会をいただいたが、此花区役所の皆さんの温かい後押しによってこの発信が続いている。ついにこの発信もあと1か月となったが、最後まで皆さんに読んでいただきたいし、応援もいただきたい。
中島区長と万博おばあちゃん

此花区長にも報告


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〒554-8501大阪市此花区春日出北1丁目8番4号(此花区役所3階)

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