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万博TIMES Vol.17(7月30日(水曜日)配信)

2025年4月9日

ページ番号:658478

コモンズ訪問をメインにした参観もぜひ


リベリア館にある大統領の写真

 7月22日、オランダ館を参観したいと思い、9時の来場日時を予約の上、9時20分ごろ入場し、オランダ館を目指してひたすら歩いた。すでに入場待ちの行列が伸びてはいたが最後尾に並べたとことがうれしくてそのままいた。11時からスイス館での待ち合わせがあったが、おそらく間に合うだろうと甘い判断。10時10分ごろから急に行列の進み具合が悪くなったのでスタッフの方に聞いてみると、これは1時間以上待たないとだめですね・・・と。

 せっかく並んだのだが、泣く泣く行列から離脱し、コモンズD館にお邪魔した。入館すると、スタッフの方が多いのではと思えるほど参観者はいない。スタンプも押し放題、展示物も見放題、スタッフの方にも質問し放題。入場ゲート前に並んでいた多くの来場者はどこに消えたのだろう。きっと先ほどのオランダ館のような「人気パビリオン」と言われるところに行かれたに違いない。

 午後になるとコモンズはごった返す。ほかのパビリオンへの入館は並ばなければいけないし、コモンズはクーラーも効いているし、トイレもあるからかもしれないが・・・。

 皆さんの様子を見ていると、単に避暑的にここに来たとしか思えないほど展示物もあっさりとしかご覧になられない。各国のブースにも立ち入らずぶらぶらしているだけでは本当にもったいない(心も体も落ち着かれてから、是非じっくり見ていただきたい)。

 コモンズでは入館された国だけのことをしっかりと知ることができるほか、隣の国、さっき見た国との「違い」を感じながら参観できることが醍醐味だと思う。

(さっきの国は展示物が豊富だったなとか、こちらは展示物が少ないけどどうしてかなとか、ここは大統領の写真が飾ってあるけど、ここはないなとか。その気づきが財政状況や国の政治制度の違いにもたどりつく)。

 このパビリオンをじっくりと見ないのは正直もったいない。大陸が違う、宗教が違う、言語が違う、そして昔に支配をした国があれば、その影響も相当感じることもできるはず。

 やはり人が多いとじっくり見るという点では不都合もあるはず。早い時間に入館され、1つ1つ丁寧にみられることをお勧めしたい。いつもなら多くの参観者でにぎわっているコモンズも、午前のこの時間ならゆっくりと参観できる。コモンズ訪問をメインにした参観もぜひ計画していただきたい。


私が興味を持ったモンゴル間の展示物

設計図は門外不出

【ジャマイカ、日本、ヨルダン】

 この3つの国名を見てピンとくる方は相当すごい。これなんだかわかりますか。

 実はそれぞれの国名をアルファベット順に表記すると、この順に並ぶことになる。日本では50音順で並ぶことが当たり前だが、世界ではアルファベット順が多い。国連加盟国もこの順に並んでいる(ただしオリンピックの入場行進などはその国の言語順が慣例なのでこの限りではない)。

 世界の国は誕生したり、分離したりしているがけっこう長い間この並び順は変わっていない。

 日本の次に位置するヨルダン。ヨルダンのパビリオンといえば砂。このパビリオンには、2005年以来の友達がいて、瓶入りのサンドアートを作り続けている。

砂漠の砂に色を付け、瓶に入れる順を工夫することで絵が誕生するのだという。

 今までに何度も聞いてみた。

Q.「この作品の設計図はどこにあるの?」

A.「頭の中さ」

Q.「他の人が作ろうと思ってもできない?」

Q.「当たり前だろ、相当難しいよ」

 瓶入りサンドアートの設計図は門外不出。作ることができるのは私の友達の家族だけなのだという。

 どの万博でもお会いしてきた彼ら。相当すごいのだが、現在は息子さんも加わり技術がどんどんとつながれている。今後の万博でもきっとお目にかかれるに違いないしそうあってほしい。

 

 国連加盟国の順番

85 ジャマイカ  Jamaica

86 日本     Japan

87 ヨルダン   Jordan


2005年 愛知万博


2008年 サラゴサ万博


2010年 上海万博


2017年 アスタナ万博

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