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万博TIMES Vol.15(7月16日(水曜日)配信)

2025年4月9日

ページ番号:657566

万博会期前半のまとめ

 暑い夏がやってきた。入場前の待機時間はとてつもなく苦しい時間。以前は、日傘はまわりの人を傷つける可能性があるので極力使用を控えてきたが、あの暑い炎天下で待ち続けるにはやはり日よけがなければ熱中症のほか、危険が伴う。扇風機こそあるが、人が多すぎて風が届くはずもなく、ほしい場所にもないので少々もどかしい。現状で言えば帽子だけでは暑さはしのげない。自衛するしかない。

 7月13日で会期184日の半分を迎える今、前半の私の足跡を少し振り返ってみたいと思う。

※すべて6月30日までのものを集計

次にあげる数字、何の数字と思いますか?

 1.13482  2.17053  3.2562  4.46

1.について

 この数字は私と息子で手分けして撮った写真の枚数の合計(1日あたり約170枚)。

 当初私はカメラを持っていたが、取材も多いし、いろいろな方とお話をしたりするのに、自分で写真を撮ることは失礼にあたるので撮ることができないことが増え、結局息子が撮ってくれた写真の数がこの数字の9割を占めている。

2.について

 私が会場で滞在した時間の合計。1日あたり約3時間35分。この数字が多いか少ないかは皆さんの判断に任せるが、私にも日々の生活がある。買い物に出かけたり、医者に行ったり、あるいは取材のために会場外のスタジオに出かけることもある。交流会ということで地元の愛知に戻ることもある(愛知に戻る日は相当会場にいる時間は少なくなる)。

 暑さ厳しくなる最近はめっきり会場にいる時間は減ったと言わざるを得ないが、長ければいいというものでもない。

3.について

 私が会場に入る時はすべて東ゲートなので、東ゲートで待っていた待ち時間の合計。1日平均に直すと約32分。私の体感的に入場待ちが少ないというか待ち時間0は13時から15時。この時間に行くとストレスなく入場ができる。一方待ち時間が長いなと感じる時刻は9時30分から10時30分の入場。今後も対策を練っていかなければならない。

4.について

 全パビリオンの参観にかかった日数。

 5月28日にオランダ館の参観をもって私のカウント219パビリオン※すべての参観をし終えた。一番大変だったのはやはり万博サウナ。1日5回、1回14人の入場しか認められないので当然訪問するには狭き門。これがなければ2週間制覇が早まったはず。

 5月28日のオランダ館訪問に向けてはオランダ館の皆様のご苦労があったはず。特に5月22日にナショナルデーを抱えられておられたので相当大変だったと思う。にもかかわらずマーク政府代表はじめ、スタッフの皆さんがあたたかく迎えてくださり、セレモニーの時間もとっていただいた。感謝しかない。展示はもちろん、コンセプトも素敵で、閉幕後の移設先まで既に決まっている素晴らしいパビリオン。皆さんもぜひ訪問していただきたい。

 毎日会場に行くことは大変なこと。今一番大変なことは暑さ。日陰の少ない会場は本当に日差しが厳しい。皆さんも体調管理にはくれぐれもご注意を(自戒の念を込めて)。 

※パビリオンの数え方は独自のもの。博覧会協会からの公式な数の発表はない。ちなみに万博サウナはイベント扱いだが、パビリオンとカウントすべきだと判断。会場外のカーボンリサイクルファクトリーもカウント。またコモンズに入る各国も1か国ずつカウント。

万博サウナ「太陽のつぼみ」前での写真

万博サウナ「太陽のつぼみ」にて 

壁に書いたサインの写真

壁にサインも書かせていただいた!

オランダ館の皆さんと万博おばあちゃん

オランダ館の皆さん

オランダ館のマーク政府代表と万博おばあちゃん一家

背の高い方がマーク政府代表(右3人は我が家)

前回配信「出口から考える」の共通点

 パビリオンの上に鎮座する3羽の鳥。これはアホウドリ。このアホウドリと残り2つのうんちとの間に共通点はあるのか・・・。

 実はこのアホウドリがするうんち(糞)こそ、ある国を語る上で絶対に欠かせないもの。

 ある国とは太平洋上の小さな国、ナウル共和国。人口1万人、面積はなんと世界3位の小さな国。

 ナウル共和国は太平洋上にあるが、国土の大半はサンゴ礁でできているとか。そしてこの島にやってくるあのアホウドリが糞をどんどんするので、困ってしまったかというとそうではなく、長年かけてこの糞が宝になったのだという。

 アホウドリの糞が化石化してできたのがリン。このリンはいわゆる肥料となり、ナウルに莫大な富をもたらしたのだという。1980年代までリンで潤った国は、働かずしても莫大な富をもたらしてくれるので肥満の国民が増えたらしい。

 資源は取れば枯渇する。この国もリンの恩恵を受け続けることはできず、その後、経済状態は悪化したのだが・・・(現在は再び採掘が開始され、経済状態は上向き加減とのこと)。

 皆さんもこのブースに来るときは、目線をあげてアホウドリの展示も見ていただきたい。
ナウルブースの上に展示されているアホウドリ

目線を上にしてアホウドリを見ていただきたい 

リン鉱石の展示

展示物の中にある石がリン鉱石

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