万博TIMES　Vol.11　（6月18日（水曜日）配信）

　毎日万博に行くには都度予約が必要。予約サイトも混雑していてひと苦労…

　今回は、私の万博生活における日常をお伝えします！

　皆さんも感じておみえだと思いますが、最近の来場日予約の確保は相当大変です。休日の午前中や平日の9時台の予約は無理に近い状態。来場日時予約もすべて自分で（3人分）しています。息子に依頼していますが、パソコン2台で2時間以上かけて早い時間を確保するように努力しております。

　私は皆さんと同じ、一般来場者。関係者の方が使用するAD証（関係者入場証）などありません。

※入場ゲートでお声がけいただける方もおみえですが、ここで写真撮影をすると非常に混乱をきたし、ゲートに並ぶ周りの皆様と関係者の方にご迷惑をかけることになります。できればこの場所での撮影などをご遠慮いただければと思います。

　招待や取材においてはこの限りではありませんが、並んで入館しますので、1日にまわれるパビリオンには限りがあります。

　ミャクミャクくじもやってみたいと思って相当並びました。当たりませんでしたが（笑）。

　万博TIMES　Vol.6 （5月14日（水曜日）配信）『疲れたら休憩を』で掲載したスポット等で休憩。

　これから夏になり暑くもなりますので、皆さまも適宜休憩をはさみましょう！

　取材対応の日時にも自分で入場券と来場日予約を取ります。

　私は芸能人ではないので、テレビ出演も新聞の取材も、情報提供や取材のコーディネートも一切お金はいただいておりません。（時に遠くまで来てくださいと言われますが交通費もいただいておりません。）

　翌日の来場準備を行います。これを毎日繰り返しています。

※私は皆さんが快適に万博会場にお越しいただき、ご満足いただけるように情報発信をさせていただいております。皆さんの中で誤解をされている方がおみえだとお聞きしましたが、私は今までも、これからも皆さんと同じ一般来場者です。今後も一般来場者として情報発信を続けさせていただきたいと思っております。

　6月3日は雨。取材の約束があり、早くの入場を求められていたため、東ゲートに早くから並ぶ必要があった。9時前、予報通り雨は本降りとなった。そして数分もたたないうちに足元に川ができた。正直逃げ出したい気分だったが、周りに人がいて逃げ場などなく、大雨の中で立たされているかのようだった（笑）。足元はもちろん、ズボンや服までびしゃびしゃに濡れた。長靴があったらな・・・と思ったが、愛知から引っ越してくる時に持ってくることを忘れてしまった。

　雨の日は、だれもが嫌だと避ける傾向があり、雨予報が出た瞬間に来場日時予約の空き状況が一気に満員から混雑に代わる。前日や直前にサイトをのぞいてみるとそれは顕著（来場日時予約と紐づいている人気パビリオンの予約は、日時変更をすると消えてしまうので、無理に来ている方は一定数おみえになると思われるが）。

　皆さんは雨についてどのような感情があるのだろうか。私はゲートオープンを待つ間、砂漠に住む国の方はどんな思いでいるのだろうかと考えてみた。年間降雨量が非常に少ない国においては日本で1日に降る量が1年間の量という国もあるに違いない。傘を使ったこともないし、足がびしゃびしゃに濡れるという感覚も初体験なのだろう。もしかしたらうれしくてダンスをしている人がいるのかも（笑）。

　会場内の出展国のスタッフのみなさんに雨についてインタビューをしてみたい。会場内では同時通訳を推奨している。だからスマホを活用すれば現地の言葉が話せなくても私の希望は叶うだろう。

　通期パスをお持ちの方で展示物を見ることはもう飽きたという方はスタッフの方といろいろ話していただきたい。きっかけは雨からはじまってもそれから国のこと、家族のこと、悩みや趣味など違う方向へと話は進んでいく。そしてその後も来てねと言われてどんどん親しくなっていくはず。

　会場にお越しのスタッフの方は家族を現地に残して単身で来場されている方も多い。ホームシックとは言いすぎだが、会場内での皆さんとの触れ合いで気がまぎれることもあるに違いない。

　かつて、愛・地球博の時もスタッフの方と仲良しになり、我が家に来ておもてなしをしたり、美容院に連れて行ったりして喜ばれたことがある。世界の方とさりげなくつながることができるのは万博の醍醐味。

　これから雨の季節。会場に来られる方は減ると思われるが、屋根の付いたパビリオンにじっと腰を据えてスタッフの方との会話を是非楽しんでいただきたい。

　万博会場は面白い場所で、はまると抜けられない国に出会う。どうしてここまでのめりこむのか、応援したくなるのか正直わからない。きっかけも様々だし、理由も様々。皆さんはそんな国との出会いはもうありましたか？

　私がフェスティバルステーションの観光ブースで出会ったジンバブエは、ビクトリアの滝をはじめ、国立公園には多くの動物が生息していて、観光資源が豊富な国である。まだあまり注目はされていないようだが、その魅力にふれ、応援したくなった。みなさんもぜひ訪れていただき、その魅力を感じていただきたい。

　この国、アルファベット順にすると国連加盟国の最後。ということはゲート前の国旗も最後に並んでいるはず。（そのあとに国際機関があるので厳密には最後ではないが）

　ジンバブエについては後日しっかり取り上げるが、私と仲良くなった皆さんをここに載せておきたい。（見かけたらぜひ声をかけていただきたい）

　ぜひコモンズBのジンバブエブースと観光ブースならフェスティバルステーションへ（6月20日まで）お出かけください！