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万博TIMES Vol.25 (9月24日(水曜日)配信)

2025年4月9日

ページ番号:661947

思わぬトラブル・・・

まさかの定期券紛失

 閉幕まで1か月を切った。今までさまざまな記事をお届けしてきたが、今回から開幕以来の振り返り記事をお届けしたい。今回と次回のテーマは「万博事件簿」。様々なことが起きた。

 開幕から69日目の5月20日、万博会場内で事件が発生した。夫が定期券をなくしたというのだ。わが家族の定期券は会期中不便なく自宅と夢洲駅を行き来できるようにと、開幕前の4月11日に6か月定期を購入していた。とても貴重なものであり、絶対に無くすわけにはいかなかった。

 紛失の話を聞いて当然焦ったが、焦っているだけではどうしようもない。とにかく自分1人で探せるものではないので、紛失届を出すことにした。

 まず、会場内の案内所で落とし物の手続きをしたあと会場を出て駅に向かった。

 最寄りの夢洲駅では、駅長室に通され手続きをしたが、あれこれ操作を試みてもらったものの紛失の手続きができないという(詳しいことは忘れてしまったが相当いろいろな情報から探していただいた)。これ以上粘ってもできないものはできないので、カード番号があれば探すことができると言われ、家に戻れば購入履歴の情報を記したメモがあると思い出し、家に帰った。

 自宅に帰る間に電話があり、会場内の西案内所に届けられたとのこと。奇跡は起こるものだと喜ぶとともに、正直、駅での紛失の手続きが成立していればまた面倒な再発行手続きをしなくてはならなかった。運も味方してくれたような気がした。

 西ゲート横の案内所に届け出があり、無事に手元に戻ったので本当に安心した。

 日本という国はこうやって落としたものが戻ってくるとは言われているが、この会場内もそうだったとうれしくなった。お礼をしようと届けてくれた方に連絡をいれると、無事に戻ればそれでいいと断られた。まだまだこの世には素敵な方がいらっしゃるとうれしくなった。

 帰宅後、3人の定期はしっかりとスキャンしてデータの保管をすることになったが、もちろん現在に至るまで定期の紛失はない。 


貴重な定期券

6月の体調不良

 トラブルはまだある。前回の記事でギネス世界記録認定の案件をお届けしたが、毎日万博会場に足を運んでいる私が、この期間中ずっと元気だったかと言えばNOである。もともと私は病弱で、直近では胆のうの全摘出手術をしたのだが、私の体に大きなダメージを与えていた。消化が悪く、特に夕食で食べたものが体との相性が悪いと、寝てすぐにおなかに激痛が走る。その痛みを息子の言葉を借りるて例えるなら「激痛で苦しんでいる間、三途の川を渡りかけていた」と。全身から血の気がひいて体はみるみる冷たくなり、顔は蒼白になる。家族が体をゆすったり、大きな声で名前を呼んだりしてようやく体に血が戻ってきたのだとか。

  今回の万博期間中も6月8日、6月13日に激痛があった。私は6月がどの万博でも体調が非常に悪い(薬を飲むと激痛が一気に収まるのは本当に不思議)。

 6月はこの激痛のほか、なんと、1日に2回も病院に行かなくてはいけない事態が発生。珍しく昼間に体調を崩し、会場から帰宅後に横になった。横になったことで体調は良くなったかのようにみえたが、おなかが張ってやはりおかしい。すぐに家族に相談し、近くの医者を探してもらい、診察に出かけることにした。全く出かけたこともない病院に行くことは非常に不安だったが、それでも病院にかかりたいと思うほどの不調であった。

 万博会場から近い病院で診ていただいたのだが、先生は私を見るなり「万博に毎日頑張っているね」と話しながらも診察を丁寧にしてくださった。おなかに菌がついたようだから、薬を飲んで様子を見た方がいいですねと言われ、5日分の薬をだしてくださった。

 安心して家に帰り、様子を見ることにした。しかし夕食を取ってから、やはりおなかが張って調子が悪くなる一方なので、これはただ事ではないと家族に訴えた。大阪市の示す相談窓口に電話をして、病院を紹介してもらい、息子に連れて行ってもらった。車に乗っている間も確かに様子はおかしかったが、病院に行ける安心感なのか、それなりに落ち着いてきた。

 先生の診察を終えると、昼間に出かけた病院の先生が出してくれた薬を飲めば大丈夫と話してくださり、適切に処置もしてくださった(万博に最後まで頑張って出かけてねと激励していただいた)。

 処置を終えて、すごく楽になり、家に戻ったが、先生がおっしゃったように昼に出かけた病院でいただいた薬を飲んでいるうちに、体調はどんどんと良くなった(薬の力はすごい)。お世話になった先生方、看護師の皆さん ありがとうございました!!!もう9月に入り、会期は残り少なくなった。きっとこの先は大丈夫だろうと思う・・・というかあっては困る。

体調を崩したおばあちゃん

体調を崩すこともあった…

西ゲートの利用は1日だけ

 万博の終盤、来場日時予約は非常に困難であるが、7月当時はまだ、西ゲートからの予約は取りやすかった。息子が、「東ゲートは相当予約しにくい。西ゲートならかなり簡単に取れるのに・・・・」と毎日のように嘆くので、東ゲートから西ゲートまでの約2キロを歩くだけなら仕方がないと、7月6日に西ゲートの予約を取った。私としては東ゲート同様すんなり入場できると思っていたが、ゲート前広場が広いせいか人がいっぱいだし、初めて来たのでどこを歩いているか、どこにいるのかもわからず、不安だらけ(西ゲートをいつも使っていればやはり西ゲート!と言うのだろう)。やはり私は慣れから来る安心感から東ゲートの方がいいと、西ゲート利用は後にも先にもこの日だけとなった。

東ゲートから西ゲートまで歩く万博おばあちゃん

西ゲートへは歩いて移動(バスもあるがバスは希望者が多く時間がかかる)

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