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万博TIMES Vol.22 (9月3日(水曜日)配信)

2025年4月9日

ページ番号:660644

放心状態にならないために

 大阪・関西万博の会期は残り2か月を切った。最初はいろいろと言われた万博だったが、行かれた人はよかったと思ったに違いない。通期パスの購入数や入場者数の推移を見る限りこのことを裏付けているように思う。

 2005年の愛・地球博の終盤、会期を延長してほしいとの声が大きくなった。当時の小泉首相もそうしたいとの考えを持たれたらしいが、万博の会期はBIE条約で厳格に決められているので変更などできるはずはなかった。

 閉幕後、万博に目覚めた人はどうなるのか。多くの人は放心状態になる(笑)。愛・地球博のときも行き場所を失い、近所や会場近くをひたすらウォーキングにいそしんだ人が相当数いた。また、愛・地球博ではボランティア活動がすごく活発であったため、各地で思い思いのボランティア活動をされた人がたくさんおみえになった(今も続いていらっしゃる方もおみえになる)。

 そこで皆さんへの提言。閉幕後を見越して少々時間とお金が必要になるが、次の万博を目指されてはどうでしょう。万博はやはり開催国のカラーが出る。それぞれの民族性が出る。今回の万博に一度でも出かけられた方は比較できる材料を十分お持ちになったわけなので、次の万博に行けば、より一層の魅力を感じることができるはず。

次の万博は?

2027年はセルビアのベオグラードで、2030年はサウジアラビアのリヤドでの開催である。

 セルビアのパビリオンの中と外にはカウントダウン表示があり、パビリオンの中にも外にもセルビアでの万博のマスコットも展示されているし、オリジナルのマスコットを作ることもできる。

 サウジアラビアでの万博に向けては定期的に開かれるイベントで何度も取り上げられており、積極的に情報提供もされている。是非興味を持っていただきたいし、次の目標を定めるためにも、それぞれのパビリオンにはぜひ訪問していただきたい。

 さらに両国はこれからナショナルデーをむかえる。ナショナルデーにあたっては間違いなくそれぞれの万博担当者も来日し、イベントが組まれると思われるし、盛り上げに躍起になるはず。

 私自身も次の万博に向けて動かねばと思っている。この年になっても元気だねとよく言われるが、その秘訣はやはり大きな目標と小さな目標を持つことだと思う。

 次の万博に参加することはやはり健康でなくてはいけない。そのために今の自分に何ができるかを考えたり、少し体に負荷をかけてトレーニングをしたりと。小さな目標としてはやはりお金を貯めないと現地に行くことはできないので、今日は何円節約できるかと買い物の時に知恵を絞る。これがけっこう楽しいし、ちょっとした達成感もある。

 閉幕まで残り少なくなってきたが、ぜひ次回以降の万博にも目を向け、閉幕後のことも考えていただきたい。

(参考)

セルビアナショナルデー:9月15日(月曜日・祝日)

サウジアラビアナショナルデー:9月23日(火曜日・祝日)

セルビア館を見学中の万博おばあちゃん

セルビア館にて

会場内のギネス世界記録™は続く

皆さんはギネス世界記録をご存じだろうか。 大阪・関西万博の会場には数々のギネス世界記録が存在する。

 まず皆さんもよくご存じなのが大屋根リング。約6万1000平方メートルの世界最大の木造建造物。リングの下を歩くと、あちらこちらに公式認定証が飾ってあるので興味を持たれた方も多いと思う。 会期が残りわずかになり、大屋根リングの保存方法なども話題になっているが、もともと一定期間がたてば取り壊しが前提としてつくられたものなので私としてはこの会期中にぜひ大屋根リング約2025mを完歩していただきたいと思う。 

大屋根リングの写真
会場内のギネス認定証

 次に、飯田グループ×大阪公立大学共同出展館。パビリオン全体が西陣織の布でおおわれているが、これが世界最大というのだ。ご存知の方は少ないかもしれないが、正面向かって右側の屋根は扇子の形をしている。この屋根が世界最大でギネス世界記録に認定されているのだ(皆さんこれが扇子だと気付かれました??)

 さらに、会場内の大地の広場にある「森になる建築」。休憩所と使用できるが、この建物は実は3Dプリンタでつくられており、この建物の外壁部分には種が埋め込まれているので、土に埋めたりすればそのまま芽が出て植物が育ち、そして最後には森になるというわけ。これもギネス世界記録の認定がされている。

飯田グループ×大阪公立大学共同出展館ギネス認定証

飯田グループ×大阪公立大学共同出展館にて

会場内の大地の広場にある「森になる建築」

「森になる建築」をよく見ると既に芽が出ている

 最後に、ウォータープラザで毎晩実施される「アオと夜の虹のパレード」と連動したエンターテインメント、「水と空気のマジカルダンス」もギネス世界記録として認定されている。

 どれも皆さんの努力と汗の結集で成し遂げられたものばかりだと思うが、こういう視点で会場を歩くとまだまだ見落としているものもあるかもしれない。ぜひ閉幕までにコンプリートしていただきたい。

 なお、単発的なイベントでは既に下のような公式記録が樹立されている。ギネス世界記録の認定は並々ならぬ準備が必要だが、万博期間中に達成されたことは本当にすごいと思う。次はどんなギネス世界記録が飛び出すのか楽しみだ。

 4月13日に2500機で行った「One World, One Planet.」の世界をえがいたドローンショー。

 5月11日に1万2269人が大屋根リングの上と下でのマーチングバンド。

 5月13日に行われたホイールなわとび。12人で60回の記録を達成。

 7月26日に行われた世界62か国、3946人による盆踊りが国籍と参加者数で2つの認定。

 8月 7日に行われたキッザニアによるこどもだけのSDGsアクション宣言数。

 

関連サイト

大屋根リング

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250304-02/別ウィンドウで開く

水と空気のマジカルダンス

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250407-01/別ウィンドウで開く

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