平成13年度全会計バランスシート

本市は、他の政令指定都市と同様に、普通会計以外に公営企業等の特別会計を設け、様々な事業を行っていますが、これらを合わせた市全体の資産と負債の状況を把握し、財政状況を分かりやすく説明する取り組みの一つとして、普通会計に公営企業会計、準公営企業会計及び政令等特別会計をあわせた全会計バランスシートを作成しました。

連結後の資産総額は11兆8,294億円で、普通会計の1.53倍になっています。有形固定資産の内訳としては、高速鉄道事業会計や下水道事業会計は、早くから整備・拡充に取り組んできた結果、それぞれ有形固定資産総額の1割を占めるまでになっています。これに港営事業会計と水道事業会計を加えた4会計だけで連結後の有形固定資産の3割を超えています。

連結後において、資産に対する負債の割合が普通会計と比較して高くなっていますが、公営企業会計等においては、投資の財源は補助金や繰入金等を除いてそのほとんどを起債により賄っており、これを料金収入等により長期的なスパンで回収する仕組みであるため、相対的に連結資産に対する負債比率は高くなり、正味資産比率は低くなります。

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