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生野区西部地域の学校再編における議論の経過

2019年9月17日

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 学校再編については、「経緯がわからない」「議論が足りない」という話をよくお伺いします。一方で、「同じ議論を何度くりかえすのか」と、お叱りを受けることもあります。

 生野区西部地域の教育環境につきましては、20年ほど前から、特に小規模化が進む小学校の再編などの議論がありました。国および大阪市の方針としての学校適正配置につきまして、議論が本格化した平成22年からの経緯をご紹介します。


平成22年2月

 「大阪市学校適正配置審議会」から「今後の学校配置の適正化の進め方について(答申)」が出されました。

  • この中で、11学級以下(どこかの学年が1学年1クラス)の小学校すべてを適正化の対象とすることが示されました。
  • また、生野区では11学級以下の小学校が、区内全小学校の半数を超えていることも示されました。

平成24年10月

 大阪市教育委員会にて、「就学制度の改善について」がとりまとめられました。

平成25年2~4月

 区長が、区内全小中学校を訪問し、学校長やPTA役員等と就学制度や学校に対するニーズ等に関し、幅広く意見交換を行うとともに、現状分析と課題抽出を行いました。

平成25年6~7月

 生野区学校教育フォーラム「これからの子どもたちのための教育環境を考える~小・中学校の通学区域や児童生徒数の現状と課題~」を開催

  • 就学制度の改善について生野区における取組経過を公表
  • 事前アンケートで区民の方のご意見をいただき、当日参加できない方のご意見もご紹介しました。
  • 当日出たご意見はこちらでご覧になれます。【結果概要】

 賛成の意見も、反対の意見も当時から出ており、それらを検討材料に入れた上でさらに案を考えていくことになりました。

平成25年7~9月

 夏休み出前講座「みんなで考えよう!教育環境」を実施

 4回実施・計約65名参加

平成25年11月

 「生野区小・中学校教育環境再編方針(素案)」を策定し、パブリック・コメントを実施

平成25年12月

 生野区学校教育フォーラム「未来の生野区のために、いま子どもたちにできること」を開催

  • 「生野区教育環境再編方針(素案)」説明会

  当日の結果概要はこちら

平成26年3月

 ◯大阪市教育委員会にて「大阪市立小学校 学校配置の適正化の推進のための指針」を策定

 ◯パブリックコメントで頂いたご意見をふまえ、「生野区小・中学校教育環境再編方針(素案)」を修正

 ◯生野区小・中学校教育環境再編方針「学校配置の見直しについて」を策定


平成26年の案では、最短で平成30年4月より新しい学校に再編する案が示されました。


その後、東側の再編について話し合いを進める予定でしたが、未だ実施できておりません。

平成26年4月

 生野区小・中学校教育環境再編方針「就学制度の改善について」を策定

  • 学校選択制の導入と区・指定校変更基準の拡大

平成26年5~7月

 「学校配置の見直しについて」説明会を開催 (全11小学校で開催)

平成27年2月18日

 第1回「これからの教育環境を考えるワークショップ」を開催

  • 奈良市にある施設一体型小中一貫校である富雄第三小中学校を視察しました。

富雄第三小中学校の視察の様子

平成27年3月4日

 ワークショップ 施設見学報告会を開催

  • 当日の参加者による意見交換と、欠席して行けなかった方への情報共有の報告会

平成27年3月20日(Bブロック)、3月25日(Aブロック)

 第2回「これからの教育環境を考えるワークショップ」を開催

  •  習熟度別少人数授業・異学年交流など、今、小・中学校で行っている取組みで良いと感じることや、学校と地域のさらなる連携、英語教育の充実など、これからの学校に取り入れていきたいことを話し合いました。

活発な意見交換を行いました

平成27年5月27日(Aブロック)、5月29日(Bブロック)

 第3回「これからの教育環境を考えるワークショップ」を開催

  • 第2回ワークショップでの意見を振り返り、中学校と地域の関わりについて意見交換を行いました。
  • 小・中学生の交流や中学校区での地域合同イベントの開催など、今後中学校と繋がりを持てる取組について、活発に意見交換が行われました。

出席者の意見を整理している様子

平成27年7月8日(A・Bブロック合同)

 第4回「これからの教育環境を考えるワークショップ」を開催

  • 学校統合の事例紹介として、実際に学校統合を経験した学校長やPTA会長、地域活動協議会会長に講演いただきました。

参加者からもたくさんの質問がありました

平成27年7月

 ワークショップ等の意見交換を経て、「生野区西部地域教育特区構想」を策定

平成27年8月6日(A・Bブロック合同)

 第5回「これからの教育環境を考えるワークショップ」を開催

  • これまでのワークショップを振り返り、第1回から第4回までに参加者の皆さんから頂いた意見を集約し取りまとめました。
  • 「生野区西部地域教育特区構想」の説明を行い、ご意見をいただきました。

平成27年9月

 「生野区西部地域教育特区構想」説明会を開催

  • 新しい学校を魅力あるものにすること、大阪市の本来のルールとは異なり小学校の跡地を残して防災とまちの活性化に資すること、中学校区を単位として小中一貫した教育を行うことなどを説明しました。

  ※構想に寄せられたご意見とその回答はこちらをご覧ください。

平成27年10~12月

 出前講座「生野区西部地域教育特区構想」を実施 (6回)

平成28年2月

 「生野区西部地域学校再編整備計画」を策定

  • 「生野区西部地域学校再編整備計画(案)」をもとに、生野区区政会議において意見交換を行い、策定

平成28年3~9月

 「生野区西部地域学校再編整備計画」説明会を開催

 (中学校区ごとに2回ずつ、小学校区単位で9回実施)

平成29年7月

 新しい学校の教育内容の方向性を示す「生野の教育」を公表

  • 大阪市総合教育会議にて、「自立(自律)学習」「キャリア教育」「チーム学校」をキーワードとした生野区のめざす「生野の教育」を提案し、公表。
  • この時点で、「鶴橋中学校が平成31年4月に全学年単学級」という状況を踏まえ、「勝山・鶴橋中学校の再編を優先させる」案の検討を開始。

平成29年7~9月

 「生野の教育」を含めた「生野区西部地域学校再編整備計画説明会」を開催 (4中学校区で各2回)

 平成28年度までは「各小学校区ごとにまちづくり協議会理事長とPTA会長の同意を示す署名」を必要としていたところ、「責任が重すぎる」「新しい学校区で意見交換しなければ、通学路の安全対策が具体化しない」等の意見がありました。

 そこで、中学校区でまず「学校設置協議会準備会を立ち上げ、行政案(素案)に対して意見をいただいた上で、改めて「案」を策定し、合意形成を図っていく方法に変更しました。

 この変更にあたっては、当時の各まちづくり協議会理事長・PTA会長にご説明しています。

平成29年11~12月

平成29年12月~平成31年2月

 「勝山中学校・鶴橋中学校 学校設置協議会」を設置

 協議会において、校名、校章、制服など新たな学校づくりに向けた協議を重ね、平成31年4月に「桃谷中学校」が開校しました。

平成29年12月~平成30年7月

平成29年12月~平成30年7月

平成30年9月

平成30年11月

平成31年3月

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住所: 〒544-8501 大阪市生野区勝山南3丁目1番19号(生野区役所4階)
電話: 06-6715-9920 ファックス: 06-6717-1163

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